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外国為替市場で注目を浴びる高金利の新興国通貨トルコリラ

4 7月 2016

日本は少子高齢化の著しい人口減少社会です。特に労働力人口が大きく減少しています。
これが意味するところはお金をたくさん使う消費者が減少し続けると言うことです。
お金をたくさん使う消費者が減れば消費も伸び悩みます。
さらに、企業はこの先お客さんが増えないのですから積極的に投資することもしません。

GDPの中心である消費と投資の伸びは両方とも期待できません。
つまりGDPの伸びも今後あまり期待できません。
高齢化社会ですから年金や医療などの社会保障費が必要ですが、経済成長が期待できないので、これからは一人あたりの給付額も減らされてゆくという心配もあります。

そこで個人で資産形成をしようとする人が増えているようです。
しかし、日本国内では経済成長も期待できず、またそのために低金利政策が続けられていますから大きな利回りは期待できません。
そこで考えられるのが外国為替市場を利用した外貨での資産運用です。
外貨での資産運用と言っても先進国の多くは日本と同じ高齢化社会で、また資本蓄積も既に十分ですから日本ほどではないにしろ高い経済成長は望めません。
このため先進国の多くの国は低金利政策を採用しています。

そこで注目を浴びているのが経済発展中の新興国通貨での資産運用です。
新興国の多くの国は未だ少子高齢化の問題を抱えていません。
また資本集積も未だ十分でなく旺盛な投資需要が存在しインフレ基調の国が多く存在します。
新興国通貨はこの為、少なくとも先進国より高い金利の通貨が多くなっています。

こうした通貨の代表はトルコのトルコリラでしょう。
トルコは現在急速な重化学工業化を推し進めておりインフレを抑えるために政策金利が高めに設定されています。
こうした理由でトルコリラは外国為替市場の取引において高金利通貨として注目を浴びています。

トルコリラの他にもブラジルレアルや南アフリカランドなどが政策金利が高い新興国通貨です。
この他、オーストラリアドルやニュージーランドドルなども高金利通貨として注目を集めていますが、こちらはめずらしい先進国の高金利通貨です。